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愛​し​き​生​命​の​詩

by MASAYA

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1.
わが子へ 04:22
何か胸に決めたお前が 峠道を越えて 生まれし家を出てゆくからには よほどのことと察しつつ 愛しのわが子よ 何もしてやれぬこと 愛しのわが子よ すまなく思いつつ 深き想いがあるとわかる 瞳を見ればそれで 何も迷わず何も言わずに ここを捨てていいのだよ 愛しのわが子よ いつか帰る日が 愛しのわが子よ 私が去る日だろうと けして忘れちゃならない お前と共にある 父の下手な人生をこめた まっすぐな道があること
2.
残華 05:15
愛しまれつつ 人は育まれるもの 気付けずにいるほどの たくさんの優しさの中で 眼を閉じてみれば 懐かしきあの頃 今もこみあげる 幼き日の想い出 儚き命を 精一杯生きてた あのふるさとの 友はいずこに 人はいつしか とめられぬ濁流に 流されて遠くまで 旅に出てしまうものか 今ふりかえるなら 許すことばかりで 月日かさねながら 今さらに悔やみゆく 愛しき命を 無にはしないと 君は生きてた どんな時代も 許されえぬなら せめて詩に託して 届けてあげたい おまえのかわりに
3.
儚き命の詩 君に出会えてよかった この大地に抱かれて育った 笑顔いっぱい 幼き日々帰らず 愛しき命の詩 この星に出会えてよかった 君を守ってあげたくて 僕はきっとここに生まれてきた 精一杯育まれて愛され、今もあの子は燃える瞳で 上手とは言えない人生を 抱きしめて生きてる 愛しき命の詩 せめて君を癒したい 何も出来ずにきたのだから せめて命わけてあげたい 傷つけあうことにかえて 誰でもきっと抱きしめたい せめてその手を握りしめたい 誰でも本当はそうしてあげたい 闘うことを終えて 誰でもきっと支えてあげたい 誰でも本当は力になりたい わかりあいたい 勇気を出したい 聞こえるかい 大地の詩 風や空や土や水や木や花や 聞こえるね この星の詩 君がいちばんそう生きたい 闘う武器にかえて 君は花を贈りたい 本当は時代が敵と決めた 彼らを君は抱きしめてやりたい 感じるかい 大地の詩 涙や痛みや悲しみや儚さが 感じるね 大地の詩 それが君の心の詩だから 聞こえるね 大地の詩 山や海や川や星や太陽や 君を傷つけてた すべてを本当は許していたから
4.
大地にて 08:04
果てない砂漠の道を 共に支えて生きてきた 人生の美しきことなればこそ 何よりおまえとわかちたい 儚い砂漠の華街(まち)で 俺は華やぐ人生を 終えて失ったものあれど 故におまえに出会えた ああ 大地よ 美しきこの大空のもと ああ 大地よ ふたたび出会えて嬉しい 腐ってしまったように見えた人が 熱い勇気を持つ如く まっすぐにまっすぐに本当の人生を きっと誰でも生きてみたい ああ 大地よ この広き大空のもと ああ 大地よ 無邪気に生きてみたい 荒野で凍えて眠る おまえの寝顔を見ていると 共に生きてゆけるなら それで何もいらないと思った ああ 大地よ 素朴な仲間に囲まれ ああ 大地よ 生きれることが嬉しい ああ 大地よ この蒼き大空のもと ああ 大地よ お前と共に生きたい
5.
帰途 09:40
忘れえぬ幼き日は 今も君の胸ありしか 僕の瞳の奥には 今でも君が笑顔で共に走っている そう さみしがりやの君が 手をふって駅を出ていった日 僕は羨ましくも何故かどこか傷つかないでと祈るような気持ちがあった あれから僕も人のことを言えずに君を追うようにふるさとを出た 同じ街でけして会うこともなく負けじと負けじと負けじと暮らした つらすぎて平気にかえて ふいに涙もこぼれた 愛しくて何故か悲しくて 君も同じじゃなかったか ふるさと 誰しもきっと はなれゆき 故に近しきもの 目をそむけても片すみに生き続けてる愛しさといえば近いようなにおいがある ふるさと…帰らないか 昔のような二人に 誰にでも過ちはある 帰るところもある 気の小さかった僕が 故に思いきり背伸びをしたが 今でも半ズボンのあの少年は日だまりの中で虫かごと網を持っているんだよ 長い人生の旅で 最期に僕が見るものがあるなら いつしかきっと幼き君と 入道雲へと走った自転車だろう ふるさと そういえるなら 昔のような生き方 ふるさと 帰らないか 清き心のふるさと 追伸 君を愛しく思う 今もそしていつの日も 何があろうと胸をはって いつでもここへ帰られたし 僕はいつでもここで待つ
6.
人生はどんぐりのせいくらべ かたい皮 自分を守り続ける 大樹になる可能性もってて みんなほとんどくさって死んでしまう どんぐりは ひとつの可能性 この星の 大切な宝物だよ 君の中 僕の中に隠されてる 大樹に気付かず どんぐりのせいくらべ どんぐりころころころころ身をかわして どんぐりどんどん心傷ついてゆく どんぐりやむなくあわせて身を守って 本当の優しさが死んでしまう いつになる深き勇気をだして 傷つきやすいその芽をだすのかい いつになる そのからを破り捨てて 大自然の神秘に立ち向かう どんぐりころころころころみんなしだい どんぐり本当は彼を救いたいのに どんぐりとことんとことん愛したいのに どんぐりいつまでもとめてしまう どんぐり本当の優しさかくし続けて どんぐりどんどんからを厚くしてゆく どんぐり本当はみんなを許したいのに 無邪気な素直さを捨ててゆく どんぐりぐるぐるまわる大人たちの中 どんぐりとても傷ついてきたんだね どんぐりもういいよふるさと許して そう 羽ばたいて そう帰りなよ どんぐりとことんとことん負けず嫌い どんぐりとても傷ついてきたよね どんぐり今ならそれがわかるほど どんぐり君は輝いている どんぐり今すぐ本当は愛したいなら どんぐり本当のことを叫びたいなら どんぐり君はそうしていいのだよ どんぐり君は宇宙の子供なのだから どんぐり君は大樹になるために来た この星を守りにきたのだから 本当は助けたいんだね 本当は愛したいんだね 本当は抱きしめたいんだね 本当は隠しているだけ
7.
父よ すべての国の…あの子は本当は伝えてる あなたがそうだったように 救いたい故に 眠れぬ夜を明かす 美しき世界に生まれて 人は闘いを習う 重ねゆく年月ごとに 愛とひきかえに 強くはなった 故にある父(ひと)はふるさとへ帰る ある父(ひと)は無口になる ある父(ひと)は北へと向った ある父(ひと)は人生を変えた 世界中のすべての人が感じている 新しく生きたいと願う 美しき大地で 愛しみあって暮らしたいと きっとあの子は望んでいた ぎりぎりの熱き願いを 胸に秘め父(ひと)は背負って生きてた ある子供は胸を痛めている ある子供は人生を終えようと悩む ある子供は目をつぶり耐えた ある子供はあなたと似てる 世界中のすべての人が愛したい できるならすぐに支えたい 美しきこの星で 愛しみあって暮らしたい きっとすべての子供は伝えてる そしてあなたの子供でよかった

about

父から子へ、子から父へ…。生命の尊さ、未知なる自然界の途方もなき大きさを感じるアルバムです。人生を共に送りたいパートナーへ、本当の自分への心のプレゼントとしてお聴きいただけます。

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released December 25, 1995

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